最近は夫婦のどちらかが亡くなってしまい、独り身で生活をしている高齢者の方も多いですが、そんな独り身の高齢者の家族は何かと心配も出てきます。独り身だともし万が一、高齢者自身に何か異変が起きてしまったり、病気などで倒れてしまった場合にすぐに発見したり対応をしたりすることができなくなってしまうからです。なので、独り身の高齢者が家族にいる方は気が気じゃないこともあります。
そして、そんな方には老人ホームを活用するのがオススメです。老人ホームに入ってもらえれば、常に老人ホームの介護職員が見守り、もしくは安否の確認などを行ってくれます。なので高齢者が病気で倒れてしまったとしてもいち早くそれに気付き、救急車を呼んだりと対応をすることが出来るのです。
また、老人ホームの魅力は見守りや安否の確認があるだけではなく、食事などの提供サービスもあります。高齢者が一人で生活をする場合は、そこで食べるものも基本的に高齢者自身が買い物に行き、料理をする必要が出てきますがそれの介護施設側が提供してくれます。食事提供サービスもあるのがその魅力となっています。料理についても介護施設側が栄養などを考えて作ってくれますので、健康にも良いのも特徴です。
以上のような魅力や長所がありますので、高齢の家族に安全な環境で暮らしてもらいたいなら利用して行きましょう。
老人ホームを選ぶときは次の3つのことに気を付けましょう。まず一つ目は、認知症に対応してくれるかどうかです。現在は認知症にかかっていなくても、将来かかった時に世話をしてくれる老人ホームを選んだ方が安心できます。どんな人でも必ず認知症になるわけではないのですが、年齢が上がると認知症になる確率は高くなります。認知症になった時は適切なケアをしてくれて、認知症予防に積極的な施設を選ぶようにしましょう。次は場所です。家族がいる場合だったら、家族の家に近い老人ホームを選んだ方が便利です。面会にもすぐ行けますし、緊急の事態が起こった時は施設に駆けつけることができます。ただし、子供が都会で生活していて親は地方で暮らしている場合は、施設の場所は慎重に選んだ方が良いと言えます。お年寄りは環境の変化に適応するのが難しくて、自分の住んでいる地域から急に都会へ移ると戸惑いを感じます。それが原因で認知症になる人もいるので、可能なら自分が住んでいる地域の老人ホームを選んだ方が良いでしょう。3つ目に大切なことはその施設のスタッフの質です。極端にスタッフの質が悪い施設に入ってしまうと、後で非常に後悔することになります。見学に行って、スタッフの態度を念入りに調べましょう。
最終更新日:2024/10/7